森林認証とは
森は人類のふるさとであり、古来より森林の恩恵を受けて文明を発展させてきました。現代社会も木材の供給をはじめ、水土保全、生物多様性の保全など森の恵みを享受し続けています。この恵みを未来へ受け継いでいくためには森林を適切に管理し、それを持続させていくことが必要となります。

森林認証とは、
1)持続可能な森林管理により、健全な森づくりを保証する。2)保証された森から得られた丸太をラベルにより管理し、認定を受けた事業体が加工製造する。3)加工製造された製品もラベルにより管理され、消費者に確実に保証付きの木材を提供する。4)消費者は保証付きの製品を利用することにより、結果的に健全な森づくりをサポートする。
という仕組みです。この取り組みにより、荒廃した森林の再生、海外での違法伐採木材の締め出し、消費者への環境・品質の保証を実現します。

森林認証の現状
森林認証制度は、森林管理を認定するFM認証と林産物の流通における分別表示を認証するCoC認証の2つシステムで成り立っています。この仕組みにより適正に管理された森林から得られた木材を確実に消費者にお届けすることができます。

世界的には、森林認証制度は様々な広がりを見せており、主なものとしてFSC、SGEC、PEFCなど、様々な機関が認証の仕組みを提供しています。

日本では、2000年以降普及が始まり、2008年6月現在FSCが24カ所、約28万ha、697事業体を、SGECが63カ所、約72万ha、241事業体を認証しています。

栃木県では、2005年に(有)高見林業が公的所有林以外では国内初のSGEC・FM認証を取得し、5つの事業体がSGEC・CoC認証を取得しています。

我々は、栃木県における森林認証のさらなる普及に取り組みます。
トレーサビリティとは
食品偽装に代表されるように、昨今ものの流通過程の信頼性が問われています。その木材がどのような管理の森林から得られたものかを保証するには、厳正な流通管理が必要となります。森林認証制度ではCoC認証を受けた事業体が分別表示を徹底し、確実に消費者に認証材を届けます。