森林経営の現状
世界に冠たる森林資源大国・日本の森林は量的には成熟期を迎えつつありますが、林業を取り巻く環境は厳しく、間伐などの手入れ不足の森林が多くなっています。森林の持つ諸機能を発揮させ健全な状態に保つには、林業の再生が欠かせません。日本の林業は「伐(き)ったら植える」の伝統を長々と守ってきましたが、近年は伐採後に植栽されない事例も増えてきました。森林認証制度では森林の健全性・持続性が保証されます。
木材生産林の役割
森林は様々な機能を有しており、人間に恵みを与えてくれています。これらの機能は決してそれぞれが独立しているわけではなく、調和して機能が発揮されています。木材を生産するための人工林も下記のような多くの機能を提供しており、我々もその恩恵を受けています。

・物質生産機能
木材、食料、工業原料、工芸材料の生産
・生物多様性保全機能
生態系保全、遺伝子保全、生物種保全
・水源涵養機能
洪水緩和、水量調節、水資源貯蔵、水質浄化
・土砂災害防止機能/土壌保全機能
表面浸食防止、表層崩壊防止、土砂災害防止、雪崩防止
・地球環境保全機能
地球温暖化防止(CO2吸収、化石燃料代替)、地球気候システムの安定
・快適環境形成機能
気候緩和、大気浄化、防風、防雪、防潮、快適空間の創造
・保健・レクリエーション機能
保養、療養、行楽、スポーツ
・文化機能
景観・風致、学習・教育、芸術、宗教、祭礼、伝統文化、地域文化

違法伐採とは
盗伐や法令を無視した違法伐採は森林の持続性を失わせて、森林の減少を引き起こしています。違法伐採による木材を使用することは結果的に森林破壊の一翼を担ってしまうことになります。日本で使用される木材の約8割は海外にから輸入されたものですが、その中には違法伐採による木材が多く含まれているといわれています。あなたの家の木材は大丈夫ですか?
森林認証制度は
適法な木材を確実に提供します。